「ベルコラーデ・カカオ・トレース・コンテスト2021」最終審査結果発表!

14 7月 2021

プレスリリース

ピュラトスジャパン株式会社(東京都渋谷区 代表取締役社長:ジャン・ピエール ベルナルディノ)は、「ベルコラーデ・カカオ・トレース・コンテスト 2021」最終審査および表彰式を2021年7月7日にピュラトスジャパン(株)東京イノベーションセンターで開催いたしました。

本コンテストは、プロフェッショナルの皆様に技術向上のモチベーションを高めていただくこと、「カカオ・トレース」(Cacao-Trace TM)の意義をご理解いただくことを目的に、チョコレートを使用したアントルメで新しいおいしさや独創性、芸術性を表現していただくもので、第1次審査(書類審査)を経て、8人のファイナリストによるプレゼンテーションや、作品の最終審査が行われました。経験豊かなシェフの方々による味覚、芸術性における厳正なる審査の結果、マンダリンオリエンタル東京 牛山 太平さんが見事栄冠に輝きました。牛山さんには副賞として「カカオ・トレース」が実施されているベトナムカカオ農園・工場への研修旅行などが贈呈されました。

今回は規定で「ブラン・アンバーCT」をメインに使用、カカオ・トレースをテーマとしたアントルメでの審査となりました。ファイナリストが作品を持参し審査会場内で最終仕上げを行ったうえで、一人ずつ審査員の前で作品コンセプトなどをプレゼンテーション。審査員からはデコレーションのポイント、味の組み合わせや工夫した点などの質問がされていました。ファイナリストは一様に緊張した面持ちでしたが、渾身の作品への思い入れを堂々と発表。審査員からは、どの作品も完成度が高く審査が難しいとの声もあり、高いレベルのコンテストとなりました。

 

表彰式はインスタグラムでライブ配信がされ、主催者挨拶として弊社社長よりチャレンジしてくださった69人の応募者への感謝、ファイナリストの作品がどれもすばらしく順位をつけるのが難しかったのではとの感想、いつも支えてくださる審査員の皆様への感謝が述べられました。さらに、これまで「ジャパン・ベルコラーデ・アワード」で審査員長を務めていたピュラトス本社所属のM.O.F.ステファン・ルルーよりファイナリストへのビデオメッセージがあり、事前にファイナリストの応募作品を確認したうえで「様々な面白いアイディアが詰め込まれていて、とても興味深かった」と評価。

その後銅賞、準優勝、優勝の順で発表され、優勝の牛山さんからは「予想していなかったので本当に驚いています。それでも優勝を狙えるように準備をしてきました。今回このカカオ・トレースを知ったので、これから少しでもチョコレートのサステナビリティに貢献できればと思っています」と挨拶。最後に審査員長のパティスリーアプラノス 朝田晋平シェフからは「どの作品も味覚が素晴らしく甲乙つけがたく、また仕上げについても、これだけすべての作品でグラサージュや飾りなどの仕上げがきちんとできているコンテストも珍しいのでは、と審査員の間では話をしていました。この最終審査に残るだけでも本当に素晴らしいこと。参加することに理解をしてくれた周囲の方々への感謝を忘れないでほしい。これからも審査員一同はピュラトスと共に業界発展のために力を尽くしたい」と総評をいただきました。

ファイナリストの作品や優勝者インタビューなどは、今後特設サイトにて発表してまいります。ベルコラーデは、プロフェッショナルの皆様の独創性溢れる芸術力や技術力によって作り出される新しいおいしさを通じて、チョコレートの未来の可能性への挑戦を続けて参ります。

ファイナリストの皆様(敬称略)
優勝 マンダリンオリエンタル東京 牛山 太平
準優勝 株式会社シュクレイ 吉田 仁
銅賞 菓子工房オークウッド 福江 寛幸
入賞 東京製菓学校 小川 晃
入賞 日本菓子専門学校 酒井 雅秀
入賞 株式会社アトリエリョーゾー 三上 恭平
入賞 アンダーズ東京 國友 康博
入賞 アンダーズ東京 越前谷 龍介

※入賞は順不同、敬称略

審査員の皆様(敬称略)
パティスリー アプラノス 朝田 晋平 オーナーシェフ
アステリスク 和泉 光一 オーナーシェフ
パクタージュ 齋藤 由季 オーナーシェフ
ラ・パティスリー・ベルジュ 鈴木 貴信 オーナーシェフ
セルリアンタワー東急ホテル 川野 圭一 アシスタントチーフ
※ジャパン・ベルコラーデ・アワード2019優勝者

ピュラトスジャパン ヨリス バンヘー
テクニカルアドバイザー・ディレクター


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