【ブログ】コペンハーゲンの「サワードゥブレッド」サンドイッチ

19 4月 2019

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病みつきになるおいしさ.! “SOURDOUGH BREAD(サワードゥブレッド)”

近年、欧米でよくみかける「サワードゥブレッド」ってご存知でしょうか? サワーでブレッドだから、酸っぱいパン? サワードゥって…?

古代エジプト時代からうまれた発酵パン

古代メソポタミア時代から、粉と水を捏ねて焼いたパンが食べられていたといいます。この時はまだ無発酵で平たいパン。発酵して膨らんだパンが作られ始めたのは、古代エジプト時代からといわれています。粉と水を混ぜたものをそのまま置いておいたら生地が膨らんでいて、もったいないから、これも一緒に粉と水に入れて焼いて食べたらおいしかった、なんて話も。この粉と水を混ぜ、穀物などに付着している微生物(乳酸菌や酵母)によって発酵させたものが「サワードゥ=サワー種(発酵種)」です。 

 

パンにより深いおいしさを与えてくれる、縁の下の力持ち

サワー種というと、とても酸っぱい生地/種というイメージをもたれがちですが、フランス語ではルヴァン、日本語では発酵種やパン種と呼ばれており、すべてが酸っぱいものではなく、例えば、イタリアでは、ブリオッシュやパネトーネなどのリッチなパンにもしっかりサワー種が使われています。発酵の過程で乳酸菌や酵母がうみだす有機酸類・アルコール類によって、最終製品であるパンの香りや味わいが高まり、また呈味成分である遊離アミノ酸がうみだされて、パン酵母だけではうまれてこない、多様な味わい・豊かな風味をパンに与えてくれる存在なのです。

 

おいしさ+ナチュラル&ヘルシー

昔から受け継がれているおいしさ、サワー種(発酵種)を使った「サワードゥブレッド」は、日本でいうと家庭で受け継がれてきた糠床でつけた糠漬けのようなもの。発酵からうみだされる奥行きのある味わいとともに、ナチュラルで身体によいイメージがもたれています。 先日、コペンハーゲンの空港に立ち寄った際、デンマークの環境に配慮した食材・製品を提供するReal Food Fastのお店で「サワードゥブレッド」が人々に愛され、選ばれて食べられていました。

 

おいしいパンを作るために受け継がれてきた貴重なサワー種の伝統を守り、育て、つないでいきながら、豊かな食文化の実現に貢献していきたいと考えつつ、この土地の人々が愛するサワードゥブレッドのサンドイッチを、デンマークのビールとともにいただいたのはいうまでもありません!